「インディーゲーム」高まる人気 個人など開発、異業種後押し
個人や小規模企業が制作した「インディーゲーム」が人気を集めている。斬新さや個性的な世界観が注目され、映画化されるヒット作も登場した。市場は急拡大し、不動産会社などの異業種や政府が開発を後押しする動きも出ている。
5月に京都市で開かれた国内最大級のインディーゲームの展示会「ビットサミット」には、国内外の開発者やメーカーがこぞって新作を披露した。個人クリエーターが制作した出展作品の一つで、未確認飛行物体(UFO)を運ぶゲーム「顔UFO」は、「怒ると前進、笑顔で上昇」などと画面に映ったプレーヤーの顔の表情で操作する。体験した30代の女性は「新感覚で面白い。複雑な操作はいらずに楽しめる」と語った。
市場調査会社の矢野経済研究所(東京)によると、2021年度に約32億円だったインディーゲームの国内市場規模(消費金額ベース)は、25年度に約329億円と約10倍に膨らむ見込み。地下通路から脱出を試みるゲーム「8番出口」の映画化などヒット作が裾野を広げたと分析した。
