高野山で法印転衣式 和歌山・金剛峯寺

 和歌山県高野町の高野山真言宗総本山金剛峯寺で11日、第527世寺務検校執行法印に就任した高野山別格本山大円院住職の藤田光寛大僧正(77)をお披露目する「法印転衣式」が開かれた。式には各宗派の代表や来賓、信者ら約500人が全国から参列した。

 読経の後、藤田法印は高野山僧位の最高位に就いたことを表す緋色の僧衣を受け取り「順席の儀なれば御免被ります」と古式にのっとりあいさつ。いったん退席し、黒衣から緋色の僧衣へ着替えた。静々と正面席に進み着座すると、長箸で昆布に米を挟んで渡す伝統の「松三宝の儀」で祝福を受けた。

 法印は弘法大師空海の名代で、在任中は山内の重要法会や儀式の導師を務める。

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