トヨタ、一転営業増益を予想 通期3・9兆円、原価低減が寄与

 トヨタ自動車は5日、2027年3月期の本業のもうけを示す連結営業利益予想を従来の3兆4千億円から3兆9千億円に上方修正した。前期比で3・6%増となる。これまでは9・7%減としており、一転して3年ぶりの増益を見込んだ。中国市場は苦戦したが、原価低減の努力などが寄与した。売上高は54兆円から53兆5千億円に引き下げた。

 同時に発表した26年9月中間連結決算は、営業利益が前年同期比9・2%増の2兆1911億円で、中間決算として3年ぶりに増益となった。売上高は9・5%増の26兆9624億円で過去最高を記録した。

 中長期的な戦略としてロボティクスを新たな事業の柱とする方針も示した。27年1月に全社的な組織として「トヨタロボティクス」を新設し、自社の知見を生かして開発したロボットを他社に外販する計画だ。人材育成を担う教育本部も1月に設け、豊田章男会長が本部長を務める。

 27年3月期のトヨタ単体の世界販売計画台数は、従来の1050万台から1030万台に引き下げた。生産も1千万台から980万台に下方修正した。

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