米スペースX株、急騰一服 上場2週間、成長力見極めへ

 【ニューヨーク共同】米宇宙開発企業スペースXが今月12日の上場から間もなく2週間を迎える。史上最大の新規株式公開(IPO)として市場の熱狂を呼び、株価は上場直後に急騰したが、ここに来て一服感が出ている。投資家は人工知能(AI)事業を含む成長期待と収益化への道筋を見極めようとしている。

 スペースXは公開価格135ドル(約2万2千円)に対し、150ドルで取引を開始。上場後は買い注文が集まり、上場に伴い創業者のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は世界初の「兆万長者(トリリオネア)」とも報じられた。時価総額が一時、米IT大手アマゾン・コムや米マイクロソフトを上回る場面もあった。

 23日の株価は16日の終値から2割超値下がりした。それでも成長期待は根強い。米紙ウォールストリート・ジャーナルは22日、スペースXがAI新興企業「リフレクションAI」と最大63億ドル(約1兆円)規模のデータセンター契約を結んだと報道。スペースXは今月19日時点で約1008億ドルの手元資金を保有していることも明らかにした。

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