「北中米W杯・決勝、スペイン代表1-0アルゼンチン代表」(19日、ニューヨーク)
スペイン代表が延長戦の死闘を制し、2010年の南アフリカ大会以来、4大会ぶりとなる優勝を飾った。
延長後半1分だった。ついにアルゼンチンの強固な壁を突破した。右サイドからのクロスをウィリアムズが頭でゴール前に落とし、走り込んできたトーレスが左足で豪快にシュート。ついにゴールネットを揺らした。
歓喜に沸いたスペインイレブン。スタンドでは駆けつけた南アフリカ大会のVメンバーが狂喜乱舞した。スタンドのアルゼンチンサポーターは静まりかえり、異様な雰囲気となった。
前半は強固なディフェンスでアルゼンチンの攻撃を跳ね返したスペイン代表。後半に入るとボール支配率を高めてアルゼンチンゴールを襲ったが、なかなか決定打を放つことができなかった。後半31分には連続でシュートが枠内をとらえたが、GKのファインセーブに阻まれた。
それでも後半ATにアルゼンチンが退場者を出して10人となると、攻勢をさらに強めた。同7分にゴール正面でFKを獲得すると、ヤマルの左足はまたもマルティネスに阻まれた。
スペイン代表にとっては今大会初の延長戦。直後にゴール前のこぼれ球にウィリアムズが駆け込んで右足で決めたかに思われたが、直前でファウル判定でゴール取り消しとなった。
スペインは今大会、一度もリードを許すこと無く決勝まで勝ち上がってきたが、最後まで継続。無敵艦隊復活を印象づける大会となった。
ホイッスルが鳴るとスタジアムは歓喜に包まれた。歓喜のあまり涙を流す選手もいた。