「北中米W杯・1回戦、日本代表1-2ブラジル代表」(29日、ヒューストン)
10秒の沈黙が続いた。ピッチに立つことなく終戦のホイッスルを聞いたMF久保建英(25)=レアル・ソシエダード=は号泣し、取材エリアでは「素晴らしい戦いをしてくれて、同点を信じていたので、すぐにワーッと(感情があふれることには)ならなかったけど、みんなが泣いているのを見ると、終わってしまったんだと悲しい気持ちになった」と言葉をつまらせた。
1次リーグ初戦のオランダ戦で相手選手と接触して左膝を負傷。ブラジル戦まで3試合連続で欠場となった。勝ち進んだ先の復帰を目指してリハビリに励み、この日はベンチから仲間を鼓舞し続けたが、体調不良で欠場となった22年カタール大会決勝トーナメント1回戦クロアチア戦に続いて2大会連続の不完全燃焼。「(運を)持っていないと言われればそれまでだけど、残念というよりチームメートに申し訳ない気持ちが強い」と何度も首を横に振った。