日本代表主将のMF遠藤航(33)=リバプール=は7日の練習試合に出場せず。事前合宿のモンテレイでは一度も全体練習に合流できないまま、ベースキャンプ地の米テネシー州ナッシュビルへ向かうこととなった。初戦のオランダ戦まで残り約1週間。主将の状態が懸念される中、森保監督は「ドクターの報告ではW杯でプレー可能だと聞いています」と強調した。
左足首の手術から5月31日のアイスランド戦で実戦復帰。だが、試合中に左足の違和感が発生し、前半45分で退いた。メキシコ入り後は3日連続宿舎で別メニュー調整。4日目にして初めて練習場に姿を見せたが、全体練習に合流せず。遠藤は報道陣に「大丈夫です!」と話していた。
森保監督は「リハビリの内容は上がってきている」と回復傾向にあると説明。この日も、負荷をかけたトレーニングを行ったといい「信じて、あとは願って待つだけ」と覚悟を決めている。
遠藤に限らず、冨安、板倉、鈴木唯ら負傷明けの選手は少なくない。だが「状態は上がってくる予測のもと招集してるので、すぐ誰かを入れ替えることにはならないと思う」とギリギリまで様子を確認する。
その上で「できないと判断した時には代える」と非情な決断も辞さない。「もしアクシデントがあった時には、スムーズに来てもらえる」と、バックアップ選手には状態を落とさないよう調整を頼んでいる。決戦を前に、指揮官は最後まで最善の選択を模索する。