三笘抜き戦術確認 堂安律「人数かけて崩していくこと代表の強み」

 「サッカー・国際親善試合、日本代表1-0アイスランド代表」(31日、MUFG国立)

 W杯北中米3カ国大会(6月11日開幕)に向けた壮行試合として行われ、日本はアイスランドに勝利した。試合開始から落ち着いてパスを回し、後半42分にFW小川航基(NECナイメヘン)のシュートで先制。相手に攻め込まれる危ない場面もあったが、失点も0に抑えた。また交代枠11を全て使用し、W杯へ向けた最終確認も行った。

 先発出場した堂安律(フランクフルト)は、前半までプレー。今試合のみの限定招集となったDF吉田麻也(37)=ロサンゼルス・ギャラクシー=からは、「どんな状況でもW杯を想定して、考えて臨もう」と伝えられていたといい、堂安は1次リーグの対戦国を常に想定していたという。「ウイングバックとシャドーの関係性が日本の強みで、オランダもチュニジアも警戒してくると思う。前半は見ている人からしたら『停滞しているな』と感じたかもしれないけど、やっている側からは0ー0なら後半に自分たちの流れが来ると思っていた。想定内の試合運びだった」とうなずいた。

 試合はMF菅原由勢(ブレーメン)のクロスに小川が頭で合わせて先制した。堂安は「引かれた相手には、最後クロスで点が入る。クロスからピンポイントであえばゴールになる。あれは狙い通り。ああいうことが本戦でも起こると思う」と総括した。

 今回のW杯ではこれまで何度も攻撃を演出してきたMF三笘薫が、負傷してメンバー外。貴重な戦力が欠けた中、今回の壮行試合を終えた。堂安は「薫は抜群の個人力がある。僕で言うと彼のワンツーに絡まずに中で待っておこうとかがある。けど今日はコンビネーションもありましたし、人数をかけて崩していくことは彼がいなくても日本代表の強みとしてできるとこではある。そういうところを意識した。今日は少し左サイドに比重が多くて、右サイドで数的有利にできなかったけど、後半は由勢も空いてきたし見せられたのかな」と語った。

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