サッカーのW杯北中米3カ国大会に臨む日本代表が28日、千葉市内で練習した。2月に手術を受けた主将のMF遠藤航(33)=リバプール=が合流した。オランダ1部リーグ得点王のFW上田綺世(27)=フェイエノールト=も意気込みを語った。27日の休養日を挟んで練習を再開し、16選手がパス回しやミニゲームなどを行った。
主将の遠藤がついに合流した。2月11日に左足甲の靱帯(じんたい)を切り長期離脱していたが、本番直前に間に合った。「このチームは長く一緒にプレーしている人たちが多い。主将として監督と一緒につくり上げてきた感覚もある。そういった意味で前の2回より、主将として挑むW杯は特別な気持ちにはなる」と改めて実感を込めた。
人生初の手術を受け、患部には人工靱帯を入れる決断も下した。約3カ月間、急ピッチでのリハビリを懸命に続けていたが、くしくも最後のメニューが終わったのはW杯代表が発表された今月15日だったという。
「W杯にいく前提で準備していた。そういう意味ではタイミングも良かった。ここから新たなスタートだなと」。3カ月超の実戦ブランクはあるものの、W杯1次リーグ初戦のオランダ戦(6月15日)に向けたコンディションについて聞かれると「いや、俺は(壮行試合の31日)アイスランド戦で100%でやる気持ちでいる」と頼もしく笑い飛ばした。
一方、ともにチームを支えてきた三笘、南野は負傷のため選外となった。「何でこのタイミングなんだろうみたいのは僕(の負傷)も含めて考えたりはした」と無念さをおもんぱかりつつ「薫と拓実の分もプレーしないといけないのは、間違いなく僕ら選手たちに与えられた責任というか使命。(ほかにも)一緒に戦ってきたけど入れなかった選手の思いもしっかりと背負って、W杯に挑まないといけない」と決意を込めた。