田中碧「三笘の7」継承 幼なじみの思いも背負ってW杯の舞台へ 堂安10、久保が8に

 三笘薫(左)と田中碧
 22年のW杯カタール大会で、決勝トーナメント進出を決め、喜ぶ三笘(左)と田中(右)=共同
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 日本サッカー協会は27日、W杯北中米3カ国大会に臨む日本代表の背番号を発表した。負傷で選外となった三笘薫(ブライトン)が長く背負っていた7番は、J1川崎で同僚だった田中碧(リーズ)がつける。堂安律(アイントラハト・フランクフルト)は10番、久保建英(レアル・ソシエダード)は8番。5大会連続のW杯となる長友佑都(FC東京)は5番となった。

 だれがつけるのか注目された背番号は、田中に決まった。歴史的勝利に導くゴールを挙げた3月31日の国際親善試合・イングランド戦でも背負うなど、三笘の代名詞だった『7』は田中に託された。

 三笘と田中は1学年違いの幼なじみだ。ともに川崎市出身で、地元の「さぎぬまSC」から川崎の下部組織に入団した。川崎サポーターからは「鷺沼兄弟」の愛称で親しまれていた。

 三笘と田中と言えば、思い起こされるのが前回2022年W杯カタール大会の1次リーグ最終戦・スペイン戦。1-1で迎えた後半6分、三笘のゴールラインギリギリの折り返しに、田中が決勝ゴールを押し込み、2-1で歴史的な逆転勝ちを収めた。ドラマチックな展開となった得点は『三笘の1ミリ』として大きな話題を呼んだ。

 田中は「小さい頃から一緒にサッカーをやってきた。こういう舞台で一緒にできること、点を取れたことはすごく幸せだった」と喜びをかみしめていた。今月9日のイングランド・プレミアリーグで左脚を負傷し、左太もも裏の手術をした幼なじみの思いを継承し、北中米の地へ向かう。

 そのほか、久保は8番、堂安は10番をつける。長友は5番で、主将の遠藤航は6番、上田綺世は18番、正GKの鈴木彩艶は1番となった。チーム最年少20歳の後藤は9番。背番号が決まり、戦闘モードが高まってきた。

 ◆田中 碧(たなか・あお)1998年9月10日、川崎市出身。小学校に入学してさぎぬまSCに入団した。17年に川崎入り。21年にドイツリーグのデュッセルドルフに加入。24年にイングランド・プレミアリーグのリーズに移籍した。W杯はカタール大会、北中米大会代表。21年東京五輪代表。国際Aマッチ37試合8得点。180センチ、75キロ。

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