日本代表・長谷部コーチ 長友試合出て! “空気清浄機”役じゃない!「選手としてピッチで示して」5大会連続代表入りに敬意

 取材に応じる長谷部コーチ
 2010年南アフリカ大会のカメルーン戦、先制ゴールを決めた本田(18)を祝福する(左から)大久保、長友、闘莉王、長谷部(共同)
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 サッカーのW杯北中米3カ国大会(6月11日開幕)に臨む日本代表の長谷部誠コーチ(42)が20日、千葉市内で取材に応じ、5大会連続メンバー入りのDF長友佑都(39)に期待を寄せた。長友とは2010年南アフリカ、14年ブラジル、18年ロシア大会をともに戦った盟友。チームの盛り上げ役ではなく、一プレーヤーとしての信頼を口にした。

 日本代表の主将として歴代最多出場を誇る長谷部はこう言った。「僕は3回“しか”出ていないので」。8年前はともにW杯のピッチに立っていた長友が、アジア圏で初となる5度目のW杯選出。「その立場に立ったのは世界でも数えるほどしかいない。未知の部分」と、3歳下の鉄人を称賛した。

 今大会、長友はチームの雰囲気を良くする“空気清浄機”の役割を自負しているが、長谷部コーチは「そこはあまり期待していないです」とキッパリ。「一番は選手として、ピッチで彼に示してもらいたい部分が強い。彼のエネルギーや経験値はピッチ上で他の選手にいい影響を与える」と強調した。

 自身がロシア大会後に日本代表を引退した後も、日の丸を背負い続ける長友との関係性は変わらなかった。カタールW杯直前の22年9月には森保監督の誘いでドイツ遠征に帯同。ホテルのロビーでたっぷりと長友の熱弁を聞いた。「彼の強い思いを見てきているので」。2人にしか分からない強固な信頼関係がある。

 そんな長友と再びW杯に挑み優勝を目指す。14年ブラジル大会では、1次リーグ敗退という苦い経験をともにピッチで味わった。「自分の経験を選手たちに話すことが、自分がいる意味」。森保ジャパンには頼もしい2人の生き字引がいる。

 ◇長谷部 誠(はせべ・まこと)1984年1月18日生まれ、静岡県出身。藤枝東高からJ1浦和を経て08年からドイツでプレー。06年に日本代表デビューを果たした。国際Aマッチは114試合出場2得点、主将としてAマッチ81試合出場は日本代表歴代最多。24年の現役引退後は、ドイツ1部のアイントラハト・フランクフルトでU-21のコーチを務め、24年8月から日本代表コーチと兼務。

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