デンマークは30日のオーストラリア戦で、2大会連続の16強入りへ勝利が必要だったが、攻撃の精度を欠いた。主導権を握って攻め込んだがラストパスがずれたり、阻まれたり。相手の2倍となる16本のシュートを打ったが無得点で、ユルマン監督は「本来の力を引き出すことができず、ストレスがたまっている。私の責任だ」と悔やんだ。
昨年の欧州選手権は4強に入り、今年の欧州ネーションズリーグでフランスに2連勝するなど前評判が高かったが、勝ち点1で敗退となった。監督は「フランス戦以外の2試合は質が十分でなかった」と嘆いた。(共同)