吉田麻也 痛恨黒星の敗因を語る「ペースが単調になった」「うまくいかなかった」

 コスタリカに敗れ、肩を落とす吉田(右から3人目)、守田(同5人目)ら日本代表(撮影・金田祐二)
 後半、キャンベル(左)と競り合う吉田(共同)
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 「カタールW杯・1次リーグE組、日本代表0-1コスタリカ代表」(27日、アルラヤン)

 FIFAランク24位で、初戦で勝ち点3を獲得した日本は、同31位のコスタリカを相手に痛恨の敗戦。1勝1敗となり、決勝トーナメント進出は第3戦のスペイン戦結果次第となった。

 23日のドイツ戦から先発5人を入れ替えた日本。開始早々MF相馬の仕掛けからCKを奪うなど好機をつくったが、前半3分にMF堂安がミドルシュートを放って以降はなかなかシュートまでつながらず。最終ラインでボールを動かしながら、我慢の時間帯が続いた。

 一転、後半は相手陣内に攻め込む場面が増えたが、後半36分、カウンターからピンチを招いた。吉田のクリアが相手に拾われ、最後はフジェルにゴールへたたき込まれた。

 吉田は「次のスペイン戦は、引き分け以上じゃないとだめ。そこにいい準備をしたい。相手の守備のブロックを崩せず、ペースが単調になってしまったのがよくなかった」と反省。0-0の展開で3バックに変更となったが、「前半の途中から変更はありましたし、サイドで起点を作りたかったが、うまくいかなかった」と唇をかんだ。

 日本は次戦のスペイン戦に勝てば勝ち点6。吉田は「勝つしかない。まず準備をして、もう始まっている。全てを捧げないといけない」とした。

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