柴崎岳が凱旋帰郷「100%出し切れた」4年後W杯にも意欲

青森県野辺地町表敬訪問を終え、笑顔で取材に応じる柴崎岳=青森県野辺地町(撮影・中田匡峻)
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 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会でベスト16入りした日本代表の主力として活躍したMF柴崎岳(26)=ヘタフェ=が13日、出身地である青森県野辺地町を表敬訪問し、「町に対して、支えてくれたことに感謝の気持ちがあった」と愛郷心を口にした。

 初のW杯では4試合全てに出場し、攻守の中心としてチームに貢献。「子供の頃から(W杯出場を)小学校の作文で書いたり、いろんな強い思いがあった。結果は置いておいて、出場できて夢がかなった気持ちでいっぱい」と充実感を漂わせた。

 結果は16強となったが、「チームとしても個人としても100%出し切れた思いはある」と振り返り、「これから(選手として)何が必要か、どうなるべきかを知れた大会だった」と収穫を口にした。

 「攻撃面ではパスもそうだし、中盤のゲームメークなど得意なプレーは意識してやれた」と手応えを示しつつ、「4試合を通して一定していいパフォーマンスを続けられたわけじゃない」とフィジカル面を課題に挙げた。「さらに上を目指すなら体力が課題。4年後に向けて頑張りたい」と前を向いた。

 早くも22年カタール大会への意欲を口にしたが、「4年後と言ってもクラブのシーズンは4回ある。その中でどれだけ成長し、(試合に)出続けられるかが大事。地に足を着けて1年1年、1試合1試合を頑張りたい」と話した。移籍については明言しなかった。

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