敗れたブラジルのチチ監督、去就について濁す

 「ロシアW杯・準々決勝、ブラジル1-2ベルギー」(6日、カザン)

 史上最多となる6度目の優勝を目指すブラジルは、ベルギーと対戦し、1-2で敗れてベスト8で敗退。02年の日韓大会以来となる優勝はならなかった。オウンゴールを皮切りに、前半に2失点を喫する苦しい展開。後半はエースFWネイマールを中心に猛反撃を仕掛けたが、最後までゴールは遠かった。

 試合後、チームを率いるチチ監督は「素晴らしい試合をお互いにしたが、ベルギーの方が効果的なプレーだった」と賛辞。勝負どころでカナリア軍団のシュートを防いだ相手守護神を引き合いに「彼らは多くのタレントがいるが、GKが違いを作っていた。ベストプレーヤーはクルトワだ」。また、試合中には足を気にするそぶりが散見されたネイマールについては「100%の状態に戻っていたと思う」と話した。

 南米予選を圧倒的な強さで突破。今大会も優勝候補の筆頭とされていたが、準決勝へと駒を進めることはできずに、ロシアを去ることになった。指揮官に対しては、ブラジルメディアから厳しい質問も飛んだが、自身の去就について「その質問には答えない。将来の話は今、したくない」と話すにとどめていた。

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