クリンスマンってこんな人…「ケミストリー」を重視!語学堪能4カ国語OK

 16強進出を果たしたサッカーW杯ロシア大会の激闘を終えた日本代表が5日、成田空港着のチャーター機で帰国した。成田市内で行った会見には日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)、西野朗監督(63)、主将のMF長谷部誠(34)=E・フランクフルト=が出席。田嶋会長が西野監督について任期を終える7月末で退任することを明かした。後任にはドイツ、米国などで代表監督を務めた元ドイツ代表FWユルゲン・クリンスマン氏(53)の就任が決定的となった。クリンスマン氏とはいったい、どのような人物なのか。

  ◇   ◇

 ◆米国在住で息子はGK ドイツ代表監督時代から米カリフォルニアに居を構える。語学堪能でドイツ語、英語など4カ国語を話すという。米国で生まれた息子のヨナタン(21)は元U-20米国代表のGKで、昨夏にドイツ1部ヘルタに入団した。

 ◆実家はパン店 父はパン職人。自身もパン職人の資格を取得しているという。

 ◆英BBC解説者 W杯ロシア大会では英BBC放送で解説を務める。日本-ベルギー戦後には同局電子版で、「日本は印象的だった。(原口の)先制点はトップクラスのカウンターだった」などとコメントした。

 ◆「ケミストリー」を重視 米国代表を率いた14年W杯ブラジル大会ではドイツ、ポルトガル、ガーナとの“死の組”を突破し16強。走り負けないフィジカルの強さ、攻守のハードワークに注目が集まった。重視するのは「ケミストリー」。チームの一体感を何より大事にするという。

 ◆日本代表と対戦経験あり ドイツ代表監督時代にジーコJAPANと2度対戦。2004年12月16日のキリンチャレンジ杯(横浜)は3-0で勝利、06年5月30日の国際親善試合(レバークーゼン)は2-2で引き分けた。当時の主力にはFWポドルスキ(神戸)がいた。

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