ハリル監督、日本の未来に確かな手応え

 サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(62)が11日、東京都調布市の味の素スタジアム西競技場で行われた高円宮杯U-18(18歳以下)プレミアリーグEAST(東地区)の開幕戦、JFAアカデミー福島-清水ユースを視察した。

 低迷にあえぐ日本サッカー界へ、ハリルホジッチ監督から強烈なゲキが飛んだ。「日本のフットボールは少しデリケートな状況にある。目覚めないといけない」。ブラジルW杯に続きアジア杯でも苦杯をなめ、ACLでもJリーグ勢が苦戦を強いられる現状を叱咤(しった)した。

 日本の可能性を信じているからこその言葉でもある。極めて異例の育成年代の視察を終え、「日本はもっといいところまで行けるし、行かないといけない」と言い切った。

 「A代表だけでなくベースとなる部分の仕事が大きい」と育成年代の重要性をあらためて強調。得点シーンには親指を立てて大きくうなずき「やる気と情熱を持ってプレーしていた。いい試合が見られた」と満足そうに振り返った代表指揮官。日本の未来に確かな手応えを感じ取った。

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