ペケルマンが次期日本代表監督に急浮上

 サッカーのコロンビア代表、ホセ・ペケルマン監督(64)が23日(日本時間24日)、日本協会から代表監督就任について接触を受けていたことを明かした。クイアバのパンタナル・アリーナで行われた日本戦の前日会見で、「(日本と)いい関係を持っている」と発言。実現の可能性は未知数だが、12、13年と2年連続で南米年間最優秀監督賞を受賞したアルゼンチン国籍の名将は、まんざらでもない様子だった。

 日本代表監督に就任する可能性を問われたペケルマン監督は、「日本はキャリアを追ってきている。関心を持ってくれていることは知っております。良好な関係を持っております」と、これまでに日本協会からの接触があったことを認めた。

 ペケルマン監督は04年にアルゼンチン代表監督に就任し、06年W杯ドイツ大会出場を果たすも、準々決勝でドイツにPK戦の末に敗れた。メキシコのトルーカとUANLティグレスの監督を経て、12年にコロンビア代表監督に就任。不振だったチームを立て直し、南米予選2位で本大会の出場権を獲得した。

 ただ、W杯後、すぐに日本代表監督就任へ動くかという点には慎重だった。「今の時点では何も言えません。コロンビアだけにフォーカスをしているからです。私はコロンビア代表の監督であり、長年、そうでいられることを望んでいます」と言葉を選んだ。

 ザッケローニ監督の後任について、海外では、元メキシコ代表で、同国代表監督として02年日韓、10年南アフリカの2大会で16強入りを果たしたハビエル・アギーレ氏(55)の名前が報じられている。アギーレ氏は5月にスペイン1部リーグ、エスパニョールの監督を退任している。

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