サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が12日、記者会見を行い、近く会長選挙を実施して自身は候補として再選を目指す意思を示した。無冠で今季を終えることで少なからず批判があることを受けて会見は不穏な空気で進み複数の記者と口論を展開、最後には反マドリード、反ペレスのキャンペーンを張っているとする全国紙の一つを翌日から購読を取りやめると宣言するなど険悪な空気となった。
ペレス会長は自身の健康面に問題がなく、この先もクラブを引っ張ることができるして続投を宣言。「マドリードは誰か1人でのものではなく10万のソシオがいて、私は会長選挙を招集し、私の幹部陣と私が立候補することにした。なぜならレアル・マドリードと私の利益に対抗する馬鹿げたキャンペーンが展開されているから。良い結果は出なかったがスポーツでは常に勝利することはない。この状況を利用して私への個人的な攻撃している向きがある。私が末期ガンだと言っている人もいる。この際だから私の健康を心配する方々に申し上げるが、私は引き続きレアル・マドリードと自分の会社を率いている。健康状態が完全でなければ2つの場所にいることはできない」と万全な状態だと強調した。
さらにアンチキャンペーンの裏には自身の座を脅かす存在がいるとした上で「今年何も勝てなかったことによるフラストレーションは共有する。しかし私が言わなければならないことは私の元でサッカー、バスケットボール合わせて66タイトル、うち7回のチャンピオンズリーグを勝ち取っているということ。このキャンペーンの後ろ、影の中で動く人に言いたい。会長選挙に出てくれば良いということ。今がそのチャンスだ」と見えない敵と戦うとしている。
また会見に出席した記者に対しては「マドリードは世界で最も強く価値のあるブランドであり、最もサポーターがいる。なぜそのクラブを批判するというのか。マドリードはカオスだと言うがそんなことはない」と否定。さらにウルグアイ代表MFバルベルデとドイツ代表DFリュディガーの衝突については「そんなことは毎日あるし問題ない。悪いのはそこに光を当てたこと。話が漏れたのは現状に満足していない者がいて、その人物がクラブから出ていくことになると考えているから。情報の漏洩は悪いことで、私の(会長在籍期間の)26年で初めてのことだと思う」とメディアへの敵対姿勢を見せた。