J1福岡激震 会長、社長が引責辞任 金明輝前監督のコンプラ違反内容公表 スタッフの業務能力揶揄や不適切な叱責を認定

 J1福岡は14日、公式ホームページで、コンプライアンス違反が認定された金明輝前監督との契約解消に至った経緯と調査結果、謝罪を公表。結城耕造代表取締役社長の取締役辞任、川森敬史取締役会長の会長辞任※取締役として留任を発表した。

 「まずは、金明輝氏との契約解消に至った経緯により、精神的なご負担をおかけした皆様に対し、心よりお詫びを申し上げます。また、今回の問題を防止することができなかったことを深く反省するとともに、ファン・サポーター、パートナー、自治体の皆様など、アビスパ福岡に関わる全ての皆様に、多大なるご迷惑とご心配をおかけししましたことを、あらためてお詫び申し上げます」と謝罪した上で、コンプライアンス違反事案について3つが確認されたことを発表。

 【事案①】

複数回、多数のスタッフが同席している状況下で、特定のスタッフ又はスタッフ全員を指して、その業務能力を揶揄する発言やスタッフを精神的に追い込む発言をしたこと。

 【事案②】

令和7年11月、多数のスタッフや選手が周囲にいる状況下で、特定のスタッフに対し、周囲が危機感や不安を持つような不適切な方法ないし態様による叱責を行ったこと。

 【事案③】

令和7年11月、スタッフの本来的な業務に含まれない業務を遂行するよう求め、その業務遂行が不十分と感じた際に、周囲から見える状態で強い叱責を行ったこと。

 また、1月9日に実施された第三者弁護士による管理監督者へのヒアリングを踏まえて、以下3項目においてクラブとしての管理監督義務違反が認定された。

 (1)チームの管理監督者である強化部長から、経営会議メンバーに問題事象を報告する基準が確立されておりませんでした。

 (2)チームの管理監督者である経営会議メンバーにてコンプライアンス違反を適時・適切に把握し、それを是正する体制が十分ではなく、コンプライアンス違反が改善されないままとなりました。

 (3)チームに対して社外の弁護士事務所を含む通報窓口の周知が不十分であり、通報窓口の実効性を欠いておりました。

 関係者の処分は次の通り。

 〈常勤取締役〉

結城耕造 代表取締役社長     取締役辞任 ※1月31日付

山口均  代表取締役副社長    減俸10%(三か月)

 〈非常勤取締役〉

川森敬史 取締役会長       会長辞任  ※取締役として留任

立石敬之 取締役副社長      副社長辞任 ※取締役として留任

 〈その他〉

柳田伸明 チーム強化部長     強化担当へ降格、減俸10%(三か月)

前田賢悟 管理部部長       けん責 ※出向解除

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