J1神戸 スキッベ監督就任を発表 後任選定でイニエスタ氏と接触も実現に至らず 日本で監督を務めたい意向

 J1神戸は14日、今季まで広島を率いたミヒャエル・スキッベ氏(60)が来季の新監督に就任すると発表した。

 ドイツ出身のスキッベ氏は同国代表コーチやギリシャ代表監督などを歴任し、2022年から広島の監督を務めた。4年間で2度のYBCルヴァン・カップ制覇に導き、リーグ戦でも常に上位争いを演じるなど実績を残した名将は、神戸を通じ「再び、日本一のチームを目指しましょう」とコメントした。

 史上2クラブ目の3連覇を逃すなど3季ぶりの無冠に終わった神戸は、11月30日に吉田孝行監督(48)の退任を発表。後任監督に注目が集まっていたが、複数の候補者選定の段階で、18年から23年まで神戸に在籍し、昨年に現役を引退した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ氏(41)の名前も挙がっていたという。

 イニエスタ氏は日本で監督を務めたいとの意向があり、パリ・サンジェルマン(フランス)やマンチェスター・シティー(イングランド)のコーチングスタッフを伴って来日する準備もあったという。当初は古巣の神戸が接触し、G大阪も監督候補に挙げて面談を行うなどしたが、最終的に「イニエスタ監督」の実現には至らなかった。ただ、同氏は日本に強い愛着を感じているといい、将来的にJクラブの監督に就任する可能性も残されている。

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