スキッベ新監督「再び日本一を」 J1神戸が就任発表 ドイツ1部・ドルトムントなど強豪の監督歴任
J1神戸は14日、今季まで広島の監督を務めたミヒャエル・スキッベ氏(60)が2026年シーズンから監督に就任すると発表した。また、今季まで広島のコーチだったセハット・ウマル氏(43)がヘッドコーチとなることも発表された。
ドイツ出身のスキッベ氏は同国代表コーチ、ドイツ1部・ドルトムント監督などを歴任して、22年から広島を率いてルヴァン杯で22、25年優勝、今年2月には神戸を下して富士フイルム・スーパーカップを制した。22、24年はJ1リーグ優秀監督賞を受賞している。
クラブを通じて「神戸の監督に就任し、大変光栄に、そしてうれしく思っています。再び、日本一のチームを目指しましょう」とコメントした。ウマル氏もドイツ出身で、22年から今季まで広島でコーチとしてスキッベ氏を支えた。
神戸は11月30日に、昨季までのリーグ2連覇と昨年の天皇杯優勝を達成した吉田孝行監督(48)の退任を発表。新体制でアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)優勝と26-27シーズンのJリーグ王座、天皇杯奪還を目指す。
◇ミヒャエル・スキッベ 1965年8月4日、ドイツ出身。現役時代はシャルケに所属し、ポジションはFW。22歳で引退し、指導者の道を歩む。ドイツ代表コーチやギリシャ代表監督、ドルトムント、フランクフルトなどの監督を経て、2022年から今季まで広島を率いた。





