なでしこ・ニールセン監督、アジア杯のグループ分けに「運が良かった」と満足気 就任後初のトーナメント形式に「戦い方が少々変わってくる」

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のニルス・ニールセン監督(53)が30日、オンライン取材に応じた。29日にはシドニーで、来年3月にオーストラリアで開催される女子アジア・カップの組み合わせ抽選会に出席。世界ランキング7位の日本は同37位のベトナム、42位の台湾、70位のインドと同じ1次リーグC組に入った結果を受けて、ニールセン監督は「良い組み合わせ。勝つべきグループに入った」と所感を語った。

 オーストラリアという広大な国での開催に、移動面で不安があったというが「グループCは移動が少ない。運良く、狙い通りというか。そこに関しては非常によかった」と満足そうにうなずいた。各対戦相手の印象についても言及。「ベトナムは非常に組織化されている。インドは力を付けていて成長途上のチーム。台湾はE-1でも戦ったが、非常にポジティブな状況にある。全体的に良い対戦相手で、グループC楽しみにしています」と見据えた。

 同杯は2027年の女子W杯のアジア予選を兼ねる。日本は2大会ぶり3度目の優勝と、W杯10大会連続出場を目指す。1次リーグの各組2位までと各組3位の上位2チームが準々決勝に進み、上位6チームがW杯出場権を獲得。さらに2チームが大陸間プレーオフに回る。就任後、初のトーナメント形式を含む大会となりニールセン監督は「どうやってトーナメントを勝ち上がっていくか、戦い方が少々変わってくる。PK戦で勝つことも重要になってくる」と説明。W杯出場がかかるが「大会を優勝するために戦いたい」と意気込んだ。

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