なでしこ日本23人発表 ニールセン監督初陣は海外組中心メンバー 初選出はゼロ「国際経験豊富な選手を選んだ」

 日本サッカー協会は5日、オンラインで記者会見を開き、今月下旬に米国で開催される国際親善試合「シービリーブスカップ」に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバー23人を発表。熊谷紗希(ロンドン・シティ)、長谷川唯(マンチェスターC)ら常連組が名を連ね、初選出はゼロだった。昨年12月に就任し、同杯で初めて指揮を執るニルス・ニールセン監督(53)は「国際経験豊富で複数ポジションができる選手を選んだ。いろんな組み合わせを試せれば」と抱負を語った。

 国内リーグが中断期間のため、シーズン中の海外組が23人中19人を占める構成となった。リスクを追わず、コンディションがいい選手で初陣に挑む。ただ、4月のコロンビアとの国際親善試合に向けては「(同杯3戦)3連勝しても、メンバー変更を考えている」と、シーズンが再開する国内組の招集を示唆した。

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