前川崎の元フランス代表FWゴミスが現役を引退 クラブ発表「日本でのすばらしい経験を最後に引退することを決意しました」
J1川崎は11日、元フランス代表で、9月に川崎を退団していたFWバフェティンビ・ゴミス(39)の現役引退を発表した。
ゴミスはフランス1部リヨンや、サウジアラビアのアルヒラル、トルコのガラタサライなどを経て、昨年8月に加入。チームが低迷する中での起爆剤として期待されたが、昨季はリーグ戦8試合で無得点に終わった。
今季はリーグ戦9試合に出場。5月11日の札幌戦(U等々力)では来日初ゴールを含むハットトリックの活躍を見せたが、6月16日の神戸戦にスタメン出場して以降は公式戦の出場は無く、9月にはシーズン途中での退団が発表された。
退団会見では、川崎がルヴァン杯決勝に進んだ際は日本に応援へ戻ってくると話していたが、チームは準決勝で敗退し、願いはかなわなかった。
ゴミスはクラブを通じて「残念ながら約束した通りに(ルヴァンカップ決勝のために)日本に戻ることはできませんでしたが、日本でのすばらしい経験を最後に、私はサッカー選手として引退することを決意しました。この決断が私にとっても、私の家族にとってもベストな選択であると信じています。いつも私をサポートしていただき、ありがとうございました。あなたたちのことは私の心にいつまでも残り続けるでしょうし、きっとまた会える日が来ると思っています。心から愛しています。また会いましょう!ありがとうございました」とコメントした。