なでしこJがスペイン遠征へ出発 パリ五輪へメンバー絞り込みへ 池田監督「どういった可能性が見られるか」

 スペイン遠征へ向けて出発した女子日本代表「なでしこジャパン」の(左から)林穂乃香、長野風花、植木理子、清水理沙、長谷川唯、高橋はな
 スペイン遠征へ向けて出発したなでしこジャパン・池田太監督
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 今夏のパリ五輪に出場するサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の池田太監督(53)は27日、ニュージーランドとの国際親善試合(5月31日、6月3日)へ向けたスペイン遠征出発前に報道陣へ対応し、本戦へ向けて新たな可能性を見いだすことに期待した。

 今回の遠征では22人を選出したが、パリ五輪本戦の出場枠は18人。ここから絞り込みを進めて行くことになる。池田監督は「いろんなポジションの中で、どういった可能性が見られるか。この遠征が終わったら(五輪本戦の)グループステージへ向けてどういう戦い、メンバーが必要かを考えないといけないので、このスペイン遠征で発見ができればと思う」と2試合の重要性を説いた。

 五輪まで約2カ月。池田監督も「この遠征が終わったら(本戦の)メンバーを考えないといけない。そういう意味でオリンピックへ向けて気が引き締まる」と悲願の金メダル獲得へ向け、チームの取り組みも本格化していく構えだ。

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