長友佑都ブランク影響なし 大谷フィーバーに負けない「サッカーを取り上げてほしい」 21日北朝鮮戦

 サッカーの日本代表が18日、W杯アジア2次予選の北朝鮮戦に向けて、千葉市内で練習を開始。22年カタールW杯以来の代表復帰となった長友佑都(FC東京)らが軽めの調整を行った。また、メンバーに選出されていたMF佐野海舟(鹿島)はけがのため不参加となった。代替選手は未定。

 頼れるベテランが帰ってきた。練習場で最も大きく響き渡るチーム最年長の声。長友は日本代表として、1年以上ブランクがあいたが「スムーズに入れました」と充実した表情で合宿初日を振り返った。

 5大会連続のW杯出場を目指すだけに、念願の代表復帰だ。興奮のあまり朝5時に目覚めたといい「もう細胞たちがうずき始めている」と話した。1月のアジア杯でベスト8で敗退し、再出発を図る中で招集され「悪いときこそ長友が必要だと思われる存在でありたい」と力を込める。

 21日の試合は大谷が所属する米大リーグ・ドジャースの開幕シリーズと重なる。「サッカーを取り上げてほしいなというのはやっぱりある。そのためにも結果を出したい」と長友。大谷フィーバーにも負けない覚悟だ。

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