J1首位の神戸が11日、神戸市内で同3位の浦和戦(12日・埼玉)に向け調整し、吉田孝行監督がオンライン取材に応じた。観客は約5万人が見込まれる注目舞台に「アウェーで難しい環境かもしれないけどそこでしっかり勝ち点3を取る」と意気込んだ。
前節、湘南戦で引き分け2位横浜Mとは勝ち点2差に迫られ、最短優勝は24日。まだ優勝の可能性を残す浦和に勝てば悲願に大きく前進する。
浦和はリーグ最少22失点、神戸も浦和に次ぐ27失点と堅守が持ち味。「どうやって得点するかのイメージはある。選手も共有している。相手のDFライン、2センターはストロング。そこをしっかり対策したい」と監督は力を込めた。
対浦和は2連敗中、3試合連続勝ちなし(1分け2敗0勝)、敵地では2試合連続勝ちなし(1分け1敗)。3月のホームでの対戦では一瞬の隙を突かれて0-1で敗れた。
ただ吉田監督にとっては験のいい、埼スタ。2010年12月4日の最終戦で先制V弾を含む2ゴールを挙げ奇跡のJ1残留を果たした。「自分自身、記憶にある。今のチームには関係ないけど浦和のアウェーはいつも素晴らしい雰囲気。そこでの悪いイメージは自分自身、全然ない。いつも通り自信を持ってみんなで臨みたい」と敵地に気合十分だ。
日本代表に再招集されたGK前川黛也も代表合流前に必勝出陣。「残り3試合、タイトルに手がかかって負けられない。浦和には絶対に勝たないといけない。また代表に呼ばれるのは光栄だけどリーグ戦とは関係ない。リーグ戦に集中して勝つことだけを考える。前回、(浦和に)負けたことに悔しい。勝てるように気持ちを持って戦いたい」と、死力でゴールを守り抜く。