J1浦和にJFAが来年度の天皇杯参加剥奪の裁定 サポーター暴動問題で

 浦和サポーター
 高い柵で隔てられた浦和サポーター(左側)と名古屋サポーター=8月18日
2枚

 日本サッカー協会(JFA)は19日、規律委員会での決定として、8月2日の天皇杯4回戦・名古屋-浦和戦(CSアセット港サッカー場)で一部サポーターが暴動騒ぎを起こした件に関し、J1浦和に対して、24年度天皇杯の参加資格剝奪と、始末書の提出といった処分を発表した。

 浦和が0-3と敗戦した試合後、浦和の一部サポーターが名古屋サポーターの挑発を受け、ピッチ内に侵入して暴力行為などの違反行為が行われたもの。

 浦和は8月3日に対象者77人への処分を発表。当初は暴力行為を確認できなかったとしたが、映像確認の結果、判明した暴力行為などの違反行為を報告。その後、JFAは継続調査によって今月1日に当該サポーター7人を無期限入場禁止(JFA主催試合、Jリーグや各連盟などの主催試合を含む国内すべての試合)、1人を5試合の入場禁止とする処分を発表していた。

 今回は規律委員会によって、参加チームである浦和が自チームのサポーターに対して安全を確保するための適切な観戦マナーを守らせ、施設の適切な使用などを周知し、遵守させる責任を負う天皇杯試合運営要項に対して、暴徒化したサポーターへの適切な管理監督と指導が十分になされていなかったとして、クラブ側へ来年の天皇杯出場権剥奪という厳罰が下された形だ。

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