「明治安田生命Ｊ１、横浜ＦＣ４－１横浜Ｍ」（２６日、ニッパツ三ツ沢球技場）

　横浜ＦＣが、これまで無敗のホームニッパツ三ツ沢での横浜Ｍ戦で、勝利を挙げた。四方田監督も「誰も予想していないような信じられない結果になった。最高の結果、最高のゲーム。本当に素晴らしかった」と興奮気味に振り返った。

　前半９分に先制点を許す展開も、前半３６分にＣＫのこぼれ球をＭＦ林が右足でミドルシュートを放ち、ゴール右上に突き刺した。このゴールで流れが変わる。

　後半７分にはゴール前の混戦から、ＦＷ伊藤が右足でのボレーを決めて勝ち越し。さらに後半１７分には、カウンターからＭＦ山下から右サイドでパスを受けた伊藤のクロスに対し、横浜ＭのＤＦエドゥアルドのオウンゴールで３点目を奪った。

　この試合まで横浜ＦＣは、ホームのニッパツでの横浜Ｍ戦は通算２勝１分け。そのデータ通り有利に試合を進め、６日の神戸戦（ニッパツ）に続き、優勝争いをするチームを撃破。「上位相手にもこういう勝ち方ができる。成長を実感するし、選手は自信にしてほしい」と四方田監督。目標のＪ１残留へ、残り９試合に向けて勢いを得た。