川崎 薄氷踏みながら初戦突破 関東1部相手に苦戦 高井「難しさを感じた」

 「天皇杯・2回戦、川崎3-1栃木」(7日、等々力陸上競技場)

 2回戦29試合が行われ、J1、2勢が登場。横浜Mはブリオベッカ浦安に2-0で勝ち、川崎は栃木シティを3-1で振り切った。G大阪が高知ユナイテッドに1-2で敗れる波乱があった。2回戦の残り3試合は14、21日に行われる。

 薄氷を踏む勝利の中で、世界を経験した川崎の若い力が必死のアピールを展開した。U-20W杯に出場したDF高井がチーム復帰後初出場。「難しさを感じた。相手が捨て身というか、チャレンジャーの気持ちで来るのですごく難しかった」と関東1部の相手に一時は同点に追いつかれた。今後へ向けて「もっと存在感を出さないと」と課題を挙げた。

 同じくFW永長も後半24分に復帰後初出場。「爪痕を残そうと、ずっと考えていた」と積極的にドリブルで仕掛ける場面も。「もっと相手にとって怖い存在にならないといけない」と先を見据えた。

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