神戸退団のイニエスタの起用に吉田監督「リスクを冒しても点を取りにいく時は使う」 6・3川崎戦に向け調整

 全体練習で軽快な動きを見せたイニエスタ
 選手の動きをチェックする吉田監督
 ファンにサインするイニエスタ
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 今夏での退団を発表したJ1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(39)が30日、神戸市西区のいぶきの森球技場で川崎戦(6月3日・ノエスタ)に向けた全体練習を軽快にこなした。練習後はファンサービスで30分、サイン、写真撮影に応じた。

 退団発表後、初の試合となった前節27日のFC東京戦(ノエスタ)ではベンチ入りしたが出番なし。前半3-0も後半、1点差に迫られ、出場はならなかった。

 吉田監督は「(試合展開が)ギリギリになったので出すことは自分の判断ではできなかった。目的は勝つことを前提にやっているので。必要な時は使うと思う。相手のやり方だったり、うちがリスクを冒しても点を取りに行くとか。逆に点差が開いているとか。1点を守らないといけないところではちょっと違うかな、状況を見ながら」と説明。神戸ラストマッチとなる7月1日の札幌戦(ノエスタ)まで、勝負所での投入する可能性はありそうだ。

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