日本代表・森保監督「候補間違いなくいる」E-1選手権Vメンバーから欧州遠征抜てきも

 サッカー日本代表の森保一監督(53)が、4大会ぶり2度目の優勝を果たした東アジアE-1選手権から一夜明けた28日、愛知県豊田市内で取材に応じ、「本当に楽しかったし、充実していた。急造のチームがこんなにまとまれるんだという、日本人の良さを感じた。選手たちに感謝したい」と振り返った。

 3得点で大会MVPに輝いた相馬勇紀(名古屋)やパリ五輪世代の藤田譲瑠チマ(横浜M)について問われ、高く評価した。今後は8月下旬から欧州視察を行い、9月には海外組も加わり、米国、エクアドルと対戦する欧州遠征を控える。招集メンバーに関して「候補に入ってくる選手は間違いなくいる」とし、今大会で活躍した国内組を抜てきする可能性に含みを持たせた。

 欧州遠征の招集人数をW杯登録メンバー上限の26人に絞るのか、30人程度を集めてさらに競争を促すのか。指揮官は「試合に絡める選手とそうでない選手が出てくると難しい。W杯直前と考えると、どういう選択をしたらいいのか」と悩める胸の内を明かした。

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