水沼宏太 偉大な父追い越す!W杯出場へ「ギラギラ」宣言 日本初A代表親子ゴールなるか

 A代表初招集の水沼宏太
 香港戦に向けて練習する水沼(左端)ら
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 サッカー日本代表は17日、東アジアE-1選手権初戦の香港戦(19日、カシマ)に向け、千葉市内で合宿初日を迎えた。元日本代表で国際Aマッチ32試合出場7得点の水沼貴史氏(62)を父に持つ、A代表初招集の水沼宏太(32)=横浜M=は「父を追い越すためにもギラギラした自分を出したい」と誓った。この日リーグ戦があった広島の6人と、負傷した武藤嘉紀(30)=神戸=に代わって追加招集された岩崎悠人(24)=鳥栖=を除く19人がグラウンドに姿を見せた。

 偉大な父に肩を並べ超えていく。「やっとここに来られた。本当に楽しみ」。32歳にして初選出された水沼がA代表のピッチでのプレーを待ち望んだ。

 父は元日本代表の貴史氏。親子でのA代表入りは、Jリーグ発足以降ではGK前川黛也(だいや)と父・和也氏以来2組目で、出場を目指す。選出された際には電話で父から『頑張ってきて良かったね』とねぎらわれ、同時に『これからが大事』とエールを送られた。前川親子は得点がないため、水沼が決めれば日本初の親子でのA代表ゴールにもなる。

 父は前身の日産自動車を含めて横浜M一筋だったのに対し、水沼は鳥栖や湘南など5クラブでプレーしたことで磨かれたコミュニケーション能力も生かす。「先につながるための代表活動にしないといけない」と最年長としてチームも引っ張る。

 「父を追い越すためにもっと高みを目指してギラギラした自分を出したい」。父も果たせなかったW杯出場へ可能性のある限りアピールを続ける。

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