INAC神戸FW京川舞がドイツ1部ポツダムに完全移籍「覚悟を持って夢に挑み」
サッカー女子のYogibo WEリーグのINAC神戸は22日、元日本代表FW京川舞(28)がドイツ女子1部ポツダムへの完全移籍が決定したことを発表した。
常盤木学園高時代になでしこジャパンに選出されるなど早くから活躍を続けてきた京川は12年にINAC神戸に入団。昨年5月には甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドー病と診断されたことを公表。一時は治療に専念しながらも、今年4月に復帰を果たし、終盤の4試合に出場してWEリーグ優勝に貢献した。
京川はクラブを通じ次のようにコメントした。「このたびドイツ・女子ブンデスリーガ1部、1.FFCトゥルビネ・ポツダムに移籍することになりました。
INAC神戸での10年間は、本当に山あり谷ありで、振り返ってみたらデコボコだらけの道のりで、自分でもとても驚いています。デコボコ道を前に進めるように整えてくれたチームや迷子になりそうな私を軌道修正してくれたチームメイト、先輩方、踏ん張り所で背中を押してくれたファン・サポーターの方々のおかげで今の私があります。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。どんな状況の中でも進み続けることができたのは、INAC神戸だからです。
この10年間でみなさんからいただいた恩は返し切れないほど大きくなっていますが、サッカーは世界に広く繋がっているので、違う環境でのチャレンジになりますが、覚悟を持って夢に挑み、みなさんに少しでも恩返しができるようにしたいと思います。良いニュースを届けられるように頑張りますので楽しみに待ってて下さい。
10年間、本当にありがとうございました」