スペイン5クラブがパンデミック下でも黒字 バルサは675億円の赤字

 スペインプロサッカーリーグ機構(LFP)によると、新型コロナウイルス禍の初年となる2020-21シーズンでの各クラブの収支が出揃い、収支プラスだったのはレアル・マドリードなど5クラブにとどまったという。リーグのレポートをもとにエル・ムンド・デポルティボ紙が5日までに報じている。

 レアル・マドリードは収入が9%減の6億4830万ユーロ(約909億円)だったが、本拠地スタジアム改修などの支出を差し引いても87万4000ユーロ(約1億2300万円)の黒字を計上した。オサスナは選手売却などから130万ユーロ(約1億8000万円)、グラナダはテレビ放映権収入の増加などから320万ユーロ(約4億5000万円)、エルチェは1部昇格による収入増から1190万ユーロ(約16億7000万円)、カディスは6万ユーロ(約800万円)のそれぞれプラスとなっている。

 反対に最も赤字が多いのはバルセロナの4億8130万ユーロ(約675億円)で、これはリーグの合計赤字額の半分以上を占める。ほか主なところではアトレチコ・マドリードが1億1160万ユーロ(約156億5000万円)、セビージャが4130万ユーロ(約57億9000万円)の赤字を計上した。

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