C大阪のDF瀬古歩夢が完全移籍で名門グラスホッパーへ 数億円の移籍金残し欧州挑戦

 J1C大阪の東京五輪代表DF瀬古歩夢(21)がスイス1部グラスホッパーに完全移籍することが18日、分かった。既にクラブ間合意に達しており、今後はメディカルチェックを経て正式契約に至るという。瀬古はC大阪と2年間の契約延長を行ったばかりで、数億円規模の移籍金が発生するという。

 C大阪は14日に今季の体制を発表。瀬古も陣容に名を連ねていたが、急転直下の獲得オファーが舞い込み、移籍金を残せることもあって念願の欧州挑戦を決断したようだ。

 瀬古はC大阪の下部組織出身で2017年5月のYBCルヴァン・カップ神戸戦に出場し、クラブ史上最年少となる16歳11カ月でプロデビューを果たした。U-18所属だった18年10月にプロ契約を締結。屈強なフィジカルと高いキック精度を併せ持ったセンターバックとして頭角を現し、20年には史上4人目となるJリーグのベストヤングプレーヤー賞とルヴァン・カップのニューヒーロー賞のダブル受賞を成し遂げた。昨夏の東京五輪代表に選出されたが、出場機会はなかった。17日から千葉市内で始まった日本代表の国内組候補合宿に招集されていたが、体調不良で不参加となっていた。

 グラスホッパーは1886年創設でリーグ優勝27回を誇るスイスの名門。昨夏にはJ1広島からMF川辺駿を完全移籍で獲得した。イングランド・プレミアリーグのウルバーハンプトンとは提携関係にあり、5日には川辺が3年半契約でウルバーハンプトンに完全移籍し、今季終了までグラスホッパーに期限付き移籍することが発表されていた。

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