J1仙台 手倉森監督が退任「J1残留を逃し」辞意 原崎コーチが暫定的に指揮

 J1仙台は23日、手倉森誠監督(54)の退任が決まったと発表した。今後は強化、育成のサポートを担う。20日の湘南戦に敗れ、来季のJ2降格が決まっていた。今季の残り2試合は原崎政人ヘッドコーチ(47)が暫定的に指揮を執る。

 今季、8年ぶりに仙台の監督に復帰した手倉森監督だが、チームは開幕から10試合未勝利と苦戦が続き、36試合を終えて5勝12分け19敗の19位と低迷。クラブを通じ「このたび、監督を退任することになりました。震災から10年の節目の年、昨年ベガルタ仙台が苦しい状況に置かれた中、何とか力になれればと監督を引き受けさせていただきました。

 クラブの立て直し、昨年からの挽回とJ1残留を果たすべく力を注いできましたが力およばずJ2に降格させてしまい、大きな悔しさと責任を感じています。大変申し訳ありません。佐々木社長と共に、クラブ再建を誓い監督を務めてきましたが、J1残留を逃す事となり辞意を固めました。

 残り2試合、スタッフと選手で来季につながる闘いを期待します。J2降格が決定した今、クラブ再建へ別の形で貢献して参りたいと思います」とコメントした。

 手倉森監督は2004年に仙台のコーチに就任。08年から13年まで監督を務め、12年にはJ1で最高の2位に導いた。16年リオデジャネイロ五輪男子日本代表、18年W杯ロシア大会日本代表コーチ、J2長崎監督を歴任した。

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