元J1神戸監督のリージョ氏、バルセロナ後任監督候補に浮上

 サッカースペイン1部リーグ、バルセロナのロナルド・クーマン監督が、今週末にも解任される見通しが強まった。後任監督選びが本格化し、複数の候補が取りざたされている。1日までにバルセロナを中心に展開するスポーツ紙、エル・ムンド・デポルティボが伝えた。

 同紙によるとクーマン監督は2日のリーグ、アトレチコ・マドリード戦まで指揮を取るものの、解任は決定的な情勢。代表戦によるリーグ中断のタイミングで、指揮官交代となる。オランダ人監督は出場停止処分を受けており、“最後の試合”をスタンドから見守ることになる。

 後任の有力候補は4人。元所属選手で、カタール1部リーグのアル・サッドを率いるシャビ監督、ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督、元イタリア代表のアンドレア・ピルロ氏。さらに次の監督までのつなぎ役として、前インテル監督のアントニオ・コンテ氏を考慮に入れているという。

 続く候補も何人かおり、これまでも名前が挙がっていたアルゼンチン1部リーグ、リバープレートのマルセロ・ガジャルド監督は2022年1月以降なら招へい可能。

 神戸で監督経験があり、現在イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティでアシスタント・コーチを務めるフアンマヌエル・リージョ氏も一部で候補として取りざたされている。

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