バルセロナ クーマン監督、最短で今週解任か

 サッカースペイン1部リーグ、バルセロナのロナルド・クーマン監督に解任の恐れー。チームに好転の兆しがなければ今週中にもベンチを追われるシナリオがあるという。バルセロナを中心に展開するスポーツ紙、エル・ムンド・デポルティボ紙など複数メディアが伝えている。

 情報では、20日のリーグ、グラナダ戦で最終盤に引き分け(1-1)に追いつく苦しい展開だったが、少なくとも23日の次節カディス戦までは同監督が指揮をとるという。もっとも次に周囲を納得させるものがなければ週末を前に指揮官交代に踏み切る可能性もあるという。なお地元ラジオ局、RAC1によると監督交代の場合、新指揮官は現監督の引き継ぎではなくスポーツプロジェクトを一新するものになるという。

 なおスペインのスポーツ紙、アスによると、クーマン監督が指揮を続けているのは後任が見つからず、またクラブ経営が逼迫している状況で解任に伴う出費を避けたい意向があるからだとしている。それでも厳しいチーム状況から後任選びを進めており、考えられるシナリオはXデーが10月初旬。後任の有力候補は地元カタルーニャ州出身で現ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督だとしている。

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