ACL C大阪は完封負けで8強逃す MF乾、中3日スタメンも得点ならず

 「ACL・決勝トーナメント1回戦、C大阪0-1浦項」(15日、ヨドコウ桜スタジアム)

 C大阪は0-1で浦項(韓国)に敗れて8強入りを逃した。日本勢は名古屋、川崎と合わせた3チームのうち、名古屋だけが10月の準々決勝に駒を進めた。東地区の1次リーグJ組を首位で突破したC大阪は前半に失点。相手の堅い守備を最後まで崩せなかった。

 ホームでのアドバンテージを生かせず一発勝負に屈した。C大阪3年ぶり4度目のACLはベスト16で終わった。相手の圧力に押し込まれ、前半25分にCKから失点。川崎に続き日韓対決に敗れ、Jリーグ勢の8強入りは名古屋だけとなった。

 8月に就任した小菊監督はACL初さい配。11日の札幌戦で加入後初めてフル出場したMF乾を中3日で再び先発させ、19年韓国Kリーグ得点王のFWタガートも先発起用。この試合への意気込みを示したが、一方でMF坂元が負傷のためベンチ入りから外れた。

 2011年以来2度目の8強入りはならなかった。それでも指揮官は「球際など国際ゲームのタフさを私自身も実感し、若い選手も肌で感じた大きな一戦」と収穫も強調する。

 そして再挑戦を誓う。「今日負けた悔しさ、3週間バブルの中で戦った1次リーグ。すべてがこれからの財産になっていく。必ずまた戻ってきたいと思います」。この敗戦を未来につなげる。

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