オマーン監督は16年前にも最終予選で日本を撃破 当時の日本との違いは?

 勝利を喜ぶオマーン代表を横目に整列する日本代表イレブン(撮影・高部洋祐)
日本に勝利し、喜ぶオマーンイレブンら
 前半、オマーンのシュートを食い止める日本代表・吉田(中央)と長友(右端)=撮影・高部洋祐
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 「W杯アジア最終予選、日本0-1オマーン」(2日、パナソニックスタジアム吹田)

 日本を破ったオマーンのイバンコビッチ監督(クロアチア)は、過去、2005年3月に行われたドイツW杯アジア最終予選のイラン-日本で、イラン代表監督として2-1で日本を撃破している。この時を踏まえて、今回との共通点と違いについて、同監督が会見で質問に答えた。

 当時はイランのホーム、テヘランで試合が行われた。「前回の試合についてもよく覚えています」というイバンコビッチ監督は、日本の素晴らしいプレーヤーとして「中田選手、中村選手」の名を挙げたが、当時との違いとして、「日本はかなりの選手が海外でプレーをしているという、国際プレーヤーがとても増えたと思っています。選手たちの集合に対しても、2日前にやってきたような選手が多いと思いますので」(※実際には、協会と日本政府との取り決めで試合3日前までの入国が必要)と日本のチーム作りの難しさを指摘した。

 一方で、共通する点は、「自分達には夢があるということ」と語った。「特に今回のオマーンのチームについては、人生の中で夢があるとしたら、こういう素晴らしいパフォーマンスを見せて、オマーンの国民にも誇りを持ってもらいたいというところがありますので、その夢がかなったという点が重要です」と言葉に力を込めていた。

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