「明治安田生命Ｊ１、横浜Ｍ２－０名古屋」（１２日、ニッパツ三ツ沢球技場）

　２位の横浜ＭがＦＷ杉本健勇（２８）の移籍初ゴールなどで名古屋に２－０で快勝した。最近１０試合を８勝２分けの猛チャージで、首位川崎との勝ち点差を８に縮めた。名古屋は３連敗を喫した。

　初先発のＦＷ杉本が移籍後初ゴールを決めた。前半１３分、１８７センチの長身ストライカーは左クロスを打点の高いヘディングで合わせた。今夏に出場機会を求め、浦和から期限付き移籍。元日本代表は「（チームに）なじむと言っている時間もない」と結果に飢えていた。攻守に献身的な姿勢を見せ、交代の際には大きな拍手を浴びた。くすぶり続ける大器は「たった１試合たった１ゴール決めただけ。継続していきたい」と新天地での飛躍を誓った。