J1鳥栖の東京五輪代表FW林がベルギー1部に完全移籍「五輪の悔しさバネに」

 J1鳥栖は8日、東京五輪代表FW林大地(24)がベルギー1部シントトロイデンに完全移籍することでクラブ間の基本合意に達したと発表した。今後は現地でのメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ予定。

 林はクラブを通じて「この度、ベルギーリーグのシントトロイデンへ移籍することになりました。シーズン途中にもかかわらず、自分の想いを尊重し背中を押して送り出してくれたサガン鳥栖には感謝の気持ちしかありません。このクラブでプロのキャリアをスタートし、日々多くのことを学び、監督、選手をはじめ、かけがえのない仲間たちと共に戦えたこと、沢山のファン、サポーターの皆さまに温かく見守り、時には厳しく応援頂き、本当にプロサッカー選手として刺激のある毎日を過ごすことが出来ました。2年という短い期間でしたが、本当にありがとうございました!海外初挑戦となるので、厳しい戦いが待っていると思いますが、オリンピックの悔しさもバネにして自分らしく全力でプレーし、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります!引き続き応援よろしくお願いします!」とコメントした。

 大阪府出身の林は大体大在学中の2019年に特別指定選手として鳥栖に加入。J1通算52試合14得点。東京五輪では当初バックアップメンバーでの選出だったが、特例措置で選手枠が拡大されたことにより正式メンバー入り。体の強さとスピードを生かして、FWの主軸に上り詰め、3位決定戦を含む5試合に先発出場した。

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