ヘタフェ1部残留弾の久保建英「今年はビジャレアルとヘタフェで苦しんだ」喜び爆発
「スペイン1部リーグ、ヘタフェ2-1レバンテ」(16日、ヘタフェ)
ヘタフェの日本代表MF久保建英がチームを1部残留に導く決勝ゴールを決め、苦しみ抜いたシーズンの最後に成長の足跡を残した。
久保は1-1の後半30分から途中出場。勝利が必要な場面でドリブル突進で相手エリア近くまで攻め込み、左足ミドルを突き刺した。「準備している時に(別会場で戦う残留争いの相手)エルチェが勝っていると知り、引き分けでは意味がなかった。点を取りに行かなければならないと聞いた」と久保。ゴールを決めた時にはベンチのチームメイトからもみくちゃにされながら、これまでの鬱憤を発散するかのように喜びを爆発させた。
「今シーズン、僕はビジャレアルとヘタフェですごく苦しんだ。今日はとても嬉しい。試合に出られない時もしっかり練習を続け、監督はそれを知っている。チームの助けになれて嬉しい。」と喜んだ。試合後は何よりチーム、そしてファンと喜びを分かち合いたいと久保は語り、「今はロッカールームに戻って喜びたい。ファンと一緒に試合ができず、外にたくさんの人たちがいるのを見た。彼らと一緒に今の気持ちを分かち合いたい」と続けた。