酒井、マルセイユから国内復帰へ 五輪オーバーエイジ有力候補

 サッカーの日本代表DF酒井宏樹(31)が、今季限りでフランス1部リーグのマルセイユを退団し、Jリーグのクラブに移籍する意思を固めたことが9日、関係者の話で分かった。

 酒井は原則24歳以下で争う東京五輪で3人まで起用できるオーバーエージ(OA)選手の有力候補。五輪は所属クラブに選手の派遣義務はないが、Jリーグのクラブなら協力が得られる見通しで、金メダル獲得を目指す日本にとって酒井の国内復帰は大きい。

 長野県生まれの酒井は身長183センチの体格を生かした守備力に加え、走力や攻撃力も備えたスケールの大きいサイドバック。16年からマルセイユで主力として活躍した。

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