カズ 最年長出場記録更新 54歳2カ月9日 今季自身最長時間24分間プレー

 後半、ヘディングでクリアする横浜FC・三浦
 後半、湘南・梅崎(左)と競り合う横浜FC・三浦
 後半、パスを受ける横浜FC・三浦
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 「ルヴァン杯1次リーグ、横浜FC1-1湘南」(5日、ニッパツ三ツ沢球技場)

 横浜FCが1次リーグC組の首位対決で湘南と引き分けた。ルヴァン杯5試合連続メンバー入りとなった54歳2カ月9日のFW三浦知良は0-1とリードされていた後半21分にFW渡辺千真と代わり途中出場。自身の持つ同杯最年長出場記録を更新し、今季自身最長時間となる24分間プレーした。

 劣勢の空気を“キング”が変えた。投入されるとまずは守備から入り、献身的にボールを追った。攻撃では自らボールを呼び込み、起点にもなってサイドに流れた際にはワンタッチのパスで崩す場面も多く見せた。

 早川知伸監督はカズの投入について「ラインを引っ張る作業をクレーベがやって、そのライン間でカズさんがボールを引き出すことを要求した」と振り返った。そして「非常にボールを引き出してもらった。ボールへの関わりも非常によかった。それ以上に守備のところは先頭に立ってやってもらった」と高く評価した。

 また、指揮官は「ペナルティーエリアの中に入っていってゴールを目指してほしい」とカズにもゴールを要求していた。

 その中で、カズの最年長得点記録更新はお預けとなったが、後半33分に左からのクロスにFWクレーベが頭で合わせて同点とした。

 横浜FCは、その後も流れを手放すことなく相手ゴールに迫ったが、逆転とはならなかった。

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