バルセロナ、メッシに10年契約提示か 現役引退後も視野に残留へ布石
サッカースペイン1部リーグ、バルセロナがアルゼンチン代表のFWリオネル・メッシの引き留めへ向けて下準備-。ジョアン・ラポルタ会長がメッシの父親で代理人を務めるホルヘ・メッシと先週食事をして双方の考えを確認したという。バルセロナの地元テレビ局TV3が伝えた。
情報によると今季で契約が切れるメッシの契約についての基本的なスタンスを再認識するのが狙いで、和やかな雰囲気のなか終わったという。ラポルタ会長はクラブ財政の立て直しを最優先事項と考えており、監査・財務報告書が出るまでは正式な契約オファーを出さない方針。選手側もクラブの経営状況が厳しいことは理解しており年棒の半額ダウンを受け入れる姿勢を見せているという。
なお同テレビ局によると一方でクラブは選手の中・長期的な将来を念頭に置いて柔軟に対応する考えだという。メッシに対して10年契約を提示、うち2年は選手として、その後北米など国外でプレーを経て現役を退いたあとクラブへ復帰するよう、強化部の一員としてポストを約束するとしている。