神戸 7戦無敗もFW古橋亨梧に過大な負荷 先制ゴールで今季7得点目&スプリント回数は驚異の53回

前半、先制ゴールを決め、ポーズをとる神戸・古橋(手前)=カシマ
前半、ドリブルで攻め込む神戸・古橋(左)。GK沖=カシマ
鹿島と引き分けた神戸イレブン=カシマ
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 「明治安田生命J1、鹿島1-1神戸」(24日、カシマ)

 神戸は前半28分に日本代表FW古橋亨梧(26)の今季7得点目で先制したが、後半19分に東京五輪世代の鹿島FW上田綺世(22)に同点ゴールを許し、3試合連続の引き分けに終わった。

 敵地から勝ち点1を持ち帰った三浦淳寛監督(46)は「最低限の勝ち点を取ることはできて良かった」と振り返ったが、その表情はさえなかった。前半28分、ケニア代表FWアユブ・マシカ(28)のパスに抜け出した古橋が右足で流し込んで先制点を決めた。だが、試合を通じて後方からのビルドアップを封じられ、ロングボール主体の展開で攻撃は手詰まりとなり、得点は1点止まりだった。

 3試合連続ドローで7戦負けなしとしたが、その間にチームが挙げた10得点中6得点が背番号11によるもので“古橋頼み”が浮き彫りとなっている。古橋は「2点目、3点目を取れる、相手にとって怖い選手にならないといけない」と自省したが、その働きは十分なもので、この日もチームの総シュート数10本中7本を放ち、走行距離は11キロを超え、スプリント回数は53回に達するなど、攻守に過大な負荷が掛かっている。

 古橋は「もっとゴールに向かっていく選手が増えていかないといけない。前にいる選手がパスコースを引き出す動きをしないといけない」と攻撃面の課題を口にした。新たな攻撃の担い手として、マシカや待望のJリーグデビューを果たしたブラジル人FWリンコン(20)ら新戦力の適応が待たれる。

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