古橋亨梧が代表復帰 南野と“興国ライン”実現へ!「目標」と同じ舞台で爪痕残す

 サッカー日本代表は22日、国際親善試合の韓国戦(25日、横浜・日産)とW杯アジア2次予選モンゴル戦(30日、千葉・フクアリ)に向けた合宿を開始し、DF吉田麻也(32)=サンプドリア=とMF守田英正(25)=サンタクララ=らを除く20人が横浜市内で約1時間、体を動かした。約1年4カ月ぶりに代表復帰したMF古橋亨梧(26)=神戸=とMF南野拓実(26)=サウサンプトン=との“興国ライン”の実現が待望される。

 久々の代表活動に胸の高鳴りが抑えられない。古橋は「早くプレーしたくてワクワクしている」と声を弾ませた。初選出された2019年11月の国際親善試合ベネズエラ戦(吹田)以来の代表復帰。「もう一度選んでもらったので、結果を残したい思いが強い」と決意をにじませた。

 大阪・興国高の同学年でもある南野と初めて同時に代表入りした。誕生日も4日違いの2人だが、サッカー部所属だった古橋とC大阪U-18所属で高校3年でプロデビューしていた南野とは「クラスが違ったので、体育の授業や学校行事で会うくらいで話したことはない」(古橋)と接点はほとんどなかった。

 ただ、古橋にとっては「近くに目標とする選手がいたのでモチベーションは上がった」という存在だった。中央大、J2岐阜などを経て、ようやく同じ舞台にたどり着いた。

 森保体制で左MFを担ってきた原口、中島が不在のため、古橋が左サイドで起用される可能性もある。トップ下に君臨する南野との“興国ライン”実現も待望される。

 後半開始から出場し、代表デビューを果たしたベネズエラ戦では決定機にシュートを打ち切れず不完全燃焼に終わった。「自分がどこまでやれるのか、自分の良さをどう出せるのか」。再び舞い戻った大舞台で、今度こそ爪痕を残す。

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